Dr.ビーバーのオーラルケアワールドコレクション ハミガキミュージアム

新百合ヶ丘 ホワイトファミリー歯科の理事長です。

サンスター ガム デンタルブラシ(ガムアドバンス デンタルブラシ) 146

  


先細(#211)は硬めの太い毛先がタケノコ状に細くなっていて、超先細(#188)は普通の細い硬さの毛先が一本で細く尖ってタケノコ状で、マイクロ(#202)は毛先が短く3本に割れている、先端3本(#588)は毛先が長く3本に割れている。どれをとっても、歯磨き時の強い圧で毛先の硬さが、歯のエナメル質を傷つけるのを少なくする工夫です。細くて柔らかい毛が良いのですが、腰が弱いと圧も弱く、清掃能力が劣ります。
腰の強さを残して、毛先だけを柔らかくする工夫が、『先細』であり、『3本割れ』なのです。で、そのブラシ毛の違いによって使用感目安7段階に分類されてますが、写真右から3っつまでの毛先の柔らかさは安全圏です。
先細(#211)は『硬い分類』になり、これは使わない方がいいです。腰も毛先も硬いです。
超先細(#188)は『普通分類』になり、これもまだ、毛先が硬く、ヤヤ柔らかい程度です。腰も固く、使わないほうが良いでしょう。
マイクロ(#202)は腰もあり、毛先は柔らかいので、清掃性と研磨性のリスクのバランスが取れているようですが、ヘッドがコンパクト過ぎておすすめしません。
先端3本(#588)はヘッド幅も大きめで4列植毛であり、ハンドルグリップにラバーの滑り止めもあり、毛先もやわらかいし、腰もあるので、使えます。ネックのフレキシブルがもっとあれば、もっと点数高いのですが、残念です。
GCやライオンでも、GENKIとか、ヘッドの大きいサイズの歯ブラシがようやく出てきました。
磨き残しのすくないビッグヘッドの歯ブラシは、おすすめです。
一度のポジショニングで数歯の隣接面や咬合面から歯面・歯肉の境目のポケットまでカバーするので、あっちこっちと横立に移動させてしまうストローク磨きをしなくなり、コンパクトヘッドより安全な磨き方ができます。また、重複して磨けるのできっちり落とせます。
米国のラディウスがビッグヘッドの先駆メーカーです。磨き方は、ブロッティングとか、スパイラル法(アクティブブロッティング)が合っています。



【商品情報】
<先細毛シリーズ>
●#211[コンパクトヘッド]※一番左の歯ブラシ
先細毛(毛先テーパード加工)&サテナイズド処理の毛先が、歯とハグキの境目の歯周プラークをしっかり除去します。
希望小売価格(税抜):300円


<超先細毛シリーズ>
●#202[マイクロ毛・コンパクトヘッド]※右から3番目の歯ブラシ
マイクロ毛が狭い境目に入り込み、毛腰の強さで歯周病の原因となる歯周プラークをしっかり除去します。
希望小売価格(税抜):300円


●#188[超コンパクトヘッド]※右から2番目の歯ブラシ
超先細毛(毛先ウルトラテーパード加工)&サテナイズド処理の細くしなやかな毛先が歯周ポケットの奥まで届き、強い反発力で歯周プラークをはじき出します。
希望小売価格(税抜):300円


<先端3本毛シリーズ>
●#588[4列コンパクト]※一番右の歯ブラシ
先端3本毛の3本に分かれた細い毛先が歯やハグキにやさしくあたりながら、根元の弾力で歯周プラークをしっかり除去します。
希望小売価格(税抜):380円

【分類】ハブラシ
【製品名】ガム デンタルブラシ (#588はガムアドバンス デンタルブラシ)
【製造国】日本
【販売国】日本
【購入場所】日本
【発売元】サンスター株式会社


総合評価 -5